料理ブログで年収1億の主婦の具体的な収入と稼ぎ方

今回紹介するのは、料理ブログを運営するアメリカのミネソタの女性です。このブログの設立者は小学生の先生をしていましたが、趣味の料理レシピ探しと写真のアップロードのためにブログを始めました。やがて夫のビョーンもブログの手伝うようになり、最後に公開された2016年の収入レポートによれば、年収一億円以上をブログで稼ぎ出しています。

作った料理の写真をフェイスブックなどのSNSにアップするのは、比較的一般的なことだと思います。しかしこのブロガーはわずか4年ほどの間に年収1億円以上を稼ぐようになりました。一体何をしたのでしょうか、そしてどうしたらそんなことが可能なのでしょうか?

ブログはどんなテーマでも書くことができますし、今すぐ多くの時間も資金も不要で始めることができます。このブロガーもそうやって気軽にブログを始めた一人でした。ではどのように彼女がスーパーリッチブロガーになっていたのか見てみましょう。

本日のスーパーリッチブロガー、リンジーさんです。

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ピンチ・オブ・ヤム by リンジー・オストロム

ピンチ・オブ・ヤムとは一つまみの美味しさという意味で、リンジーという女性が運営する料理ブログです。サイトには美味しそうな料理写真が並び、最近ではリンジーさんが出演するユーチューブのビデオもみることができます。人気でも収入でも、世界の料理ブログの中でもナンバーワンのサイトと言えるでしょう。リンジーはどうやってブログを始めたのでしょうか?

リンジーがブログを始めたきっかけ(2010年)

リンジーはアメリカのミネソタ州で小学校の先生をしていました。当時は夫のビョーンとふたり暮らしでした。夫も同じミネソタの同じ高校で知り合ったカップルでした。

趣味はオンラインでレシピをみることで、いいレシピを見つけてはメモしておいて、実際に作ってみました。できた料理は写真を撮って、フェイスブックで投稿していました。

リンジーのお気に入りの趣味ですが、レシピ探しと料理写真に懲りすぎたため、毎晩のようにフェイスブックにアップするようになりました。リンジーはあまりに頻繁に夕食の写真を投稿するのが友達に敬遠されるのでは心配になります。どれも美味しそうな写真で役立つレシピへのリンクもあったのですが、さすがに毎晩は多いだろうとリンジーも感じたようです。

リンジーはフェースブック以外で、どこだったら気兼ねなく料理写真を投稿できるか考えるようになりました。しかも、みんなに見てもらえる場所がベストです。そこでたどり着いたのがブログでした。

夫のビョーンは簡単に始められて無料のタンブラーというブログのプラットフォームを使い始めました。2010年のことです。これで、誰にも気兼ねせず、好きな料理の写真をアップできると、リンジーは意気込みます。

リンジーとビョーンは2011年になるとタンブラーから自分でサーバーをレンタルしてワードプレスのサイトに引っ越します。非常に面倒な作業だったため、始めからワードプレスで始めていればよかったと語っています。

当時は収入やビジネスのことは全く考えても見ませんでした。リンジーのモチベーションはSNSに投稿していた頃と同じで、多くの人に見てもらうことでした。グーグルアナリティクスという訪問者を計測できる仕組みをブログに導入し、今日は20人見てくれたなどと、訪問者数の増加を一番のモチベーションにしていました。

リンジーは着実に読者数を増やしていきました。リンジーはこの頃に、夫婦で料理ブログをしている「カップル・クックス」というブログに出会います。そしてブログを通じて連絡をとっていると、ある日リンジー夫妻はカップル・クックスのオーナー夫妻に招かれて食事をすることになりました。

ブログを通じて出会った夫婦と食事に行くなんて、当時は親には言えないほど変わったことだと思ったとリンジーは語っています。しかしカップル・クックスとの出会いは、その後のリンジーたちのブログの方向性を変えました。

カップル・クックスにはディスプレイ広告のグーグルアドセンスが貼ってあります。そして訪問者が増えるにつれブログで収入を生み出していました。リンジーたちも彼女のブログについて説明すると、カップル・クックスはブログを通じて収入を生み出す方法をリンジーに教えてくれました。

リンジーのブログが収益を生み出すまで(2011年)

カップル・クックスでの食事で聞いた話には、特にリンジーの夫のビョーンが感銘を受けたようでした。ビョーンは研究熱心で、当時はオンラインでのマーケティングにも興味がありました。ウェブで様々な記事を読んでは、研究をしていました。

ビョーンが調べたところによれば、フードブログというのは非常にお金にならないジャンルと言われていました。しかしリンジーがお金のためにブログをしているのではないことは明らかでした。ビョーンは半ば冗談として、儲からないフードブログでお金を稼ぐ「実験」をすることを提案しました。

リンジーは同意しました。こうしてリンジーのブログの右上には、インカムというコーナーが設けられ、月に一回に収入を公開する実験記事をビョーンが書くことになりました。

これが2011年8月のことです。まずは収益化に向けてビョーンはリンジーのサイトにグーグルアドセンスを貼りました。この頃にブログは無料ブログのタンブラーから、自分でサーバーを借りるワードプレスに引っ越していました。自分のワードプレスのブログなら広告を貼ることができます。

最初の月の収入は20ドル程度でした。正確には1ヶ月の収入は21.97ドルでした。この頃のビョーンはまだ、広告用のコードさえ貼ればあとは放っておいてもいい。「お金稼ぎ実験」で21ドル稼ぐことができたので、リス用のオムツが3つ買うことができると冗談を言っていました。

しかしこの金額は月を追うごとに増え続け、すぐに月収が100ドルを超えるようになりました。

成長を続けるリンジーのブログ(2012年)

それから1年後、2012年8月になると収入は月収4,102ドルに成長していました。この頃の収入の内訳は以下のようになっています。

  • BlogHerのインプレッション広告が1297ドル
  • Eブックの「テイスティー・フード・フォトグラフィー」の売上げが1047ドル
  • グーグルのアドセンスが602ドル
  • Bluehostのアフィリエイトが455ドル

わずか1年間で収入源が多様化し、また月収も4,000ドル以上になっています。この収入の構成にはいくつかの重要なヒントが含まれています。

まず一つ目は最大の収入源であるBlogHerです。BlogHerは広告ネットワークで、主に女性ブロガーのブログに広告を出稿するサービスです。このサービスがグーグルのアドセンスと違い、インプレッション広告という種類です。インプレッション広告では表示された回数に応じて広告料が支払われます。一方グーグルアドセンスはクリック広告で、リンクがクリックした場合に収入が発生します。

リンジーのフードブログを見にくる人たちは、美味しそうな写真を見て、レシピを見に来ている人たちです。この読者がクリックをして何かをオンラインで購入することはまれでしょう。またレシピも無料でダウンロードする意識があります。

しかしインプレッション広告なら、使えそうな洗剤、おいそうな食材など、お昼の料理番組のコマーシャルに出てくるような広告主が、商品の画像を載せたいと考えるでしょう。リンジーのブログのようなサイトでは、クリック広告よりもディスプレイ広告が効果的なことに気づいたのです。

2つ目はEブックの販売ですが、直接料理の作り方を教えるレシピ本ではなく、リンジーが販売しているのはおいしく料理を作る写真ガイドだということです。

リンジーのサイトにくる人はおそらく美味しそうなレシピを探しています。読者はレシピを検索すれば無料で見れることに慣れています。おそらく有料でレシピを販売しても誰も購入しないでしょう。しかし綺麗な食べ物の写真を撮りたいというニーズはあります。しかもリンジーのサイトの読者なら、リンジーが美味しそうな食事の写真を撮影できることはすでに知っています。

Eブックを販売するには、何かができるようになる、誰かのニーズを満たす必要があります。リンジーのEブックを購入すれば、リンジーのように綺麗な料理の写真がとれるようになります。その具体的なメリットがあるからEブックが販売できるのです。料理ブログだからといって、料理のEブックではなくフォトグラフィーの手法を販売したのが成功の鍵だったようです。

これ以外にも、さらに収入源の多様化を考えるようになります。リンジーと夫のビョーンはパット・フリンのスマート・パッシブ・インカムのブログを見て研究していました。パットのブログにでも収入レポートが公開されていますが、ブログでそれだけの金額を稼ぎ、仕事を辞める人がいるなんて信じられないと2人は話していました。

ブログの副業収入が仕事を上回る(2013年)

2013年頃になると、ブログ収入はリンジーの教員としての所得を上回るようになりました。2013年8月の月収は昨年の3倍の13,435ドルにまで到達していました。主な内訳は以下の通りです。

  • 広告ネットワークのBlogHerが6902ドル
  • リンジーのフォトグラフィーブックが2,709ドル
  • Bluehostのアフィリエイトが1,885ドル
  • クリーミーカリフラワーEクックブックの販売が1,778ドル

インプレッション広告のBlogHerが最大の所得を生み出しているのは、リンジーのブログの読者が増えているためです、またフード・フォトグラフィーのEブックも順調に売上げが2倍近く増加しています。

2013年に新しく力を入れたのがアフィリエイトです。上記のBluehostはパット・フリンのスマート・パッシブ・インカムでも使われているアフィリエイトで、低価格で高速なサーバーを利用できるサービスです。

アメリカのBluehostはワードプレス公認サーバーのため、始めてのブログではとても適したサーバーです。全く同じ理由からリッチブロガーでは日本ではお名前.comレンタルサーバーを選ぶことを推奨しています。リンジーたちはフードブログを始めたい人たちのため、その方法を説明するページを作りました。このアフィリエイト収入はブログの始め方のページから生み出されています。

ブログの副収入がリンジーの教員の仕事を大きく上回ったこの年、リンジーは仕事をどうするかを考えるようになります。先生の仕事が好きで続けたかったのですが、料理ブログの成長スピードと未来の可能性に非常に魅力を感じていました。

週末や夜だけでこれだけの貢献ができるなら、フルタイムで取り組んだらどれだけの成果が出るだろうかと、自分の可能性を試してみたいと感じていたのです。

そして意外な場所でフルタイムにブログに取り組むことになります。

フィリピンでフルタイムのブロガーになる(2014年)

ここでリンジーと夫のビョーンは突然、思い切った決定をします。2人はミネソタの高校で知り合い、ずっとミネソタで過ごしてきた夫婦です。その二人が、フィリピンに引っ越し、1年間を過ごすことに決めたのです。

リンジーは小さい頃からミネソタで育ち、街の教会はフィリピンのある街の教会とのつながりがありました。リンジーが成長して独立すると、リンジーの両親はフィリピンの孤児院から3人の孤児達を養子に迎え入れました。

フィリピンの教会から、学校の先生を探しているという知らせがリンジーにも届きます。現地学校では何人かのアメリカ人の先生がフィリピン人の先生に混じってアメリカの文化や英語を教育するのだそうです。リンジーは先生をしないとしてもフィリピンで暮らしてみることに好奇心を持ち始めました。

もしもブログにフルタイムで取り組むならば住む場所はほとんど関係がありません。もしも1年間アメリカを離れても、今と変わらずブログをすることができます。ブログをフルタイムでやったらどうなるのか、またフィリピンに住むのはどんな感じだろうかという2つの未知の体験を、夫婦は同時にチャレンジしてみることにしました。

不安なこともありました。まずは料理のための環境があるのかがわかりません。アメリカと同じような食材が手に入るのか、どこで買うのか、全てが手探りとなります。またフルタイムでブログに取り組むとなると、収入もブログ次第となります。しかしやってみることにしました。

リンジーは仕事を辞め、自宅を賃貸に出し、車も売却して、フィリピンに引っ越し、そこで1年間を過ごしながらフルタイムのブロガーになりました。

結果的にリンジーたちがフィリピンに引っ越したことが、ブログの成長に大きく貢献しました。リンジーたちの挑戦に多くの読者が興味を持ちました。どうやって食材を調達するのかというだけでも読み応えのあるトピックになりました。

またフィリピンに引っ越したことでブログに専念することができました。友人達と夕食にでかけたり、買い物にでかけたり、そういったこれまでの生活とは全く切り離された環境で過ごしました。向き合うのはブログだけという異国の地で、フルタイムでブログに集中することができました。

2014年8月にはブログ収入は月収32,647ドルと大幅に拡大しました。

リンジーの2016年の最後のブログ収入レポート

最後に公表されているのは2016年11月の収入レポートです。実験として収入レポートを始めたのですが、もう実験は終了です。フードブログでも果たしてお金を稼ぐことができるのか、答えは明らかです。

2016年11月の収入レポートの内訳をみてみましょう。

  • 広告ネットワークのAdThriveが52,313ドル
  • スポンサーコンテンツが22,400ドル
  • ウェブサーバーのBluehostが5,175ドル
  • Amazonアフィリエイトが4,753ドル
  • 医薬品向けマーケティングネットワークのSwoopが3,153ドル
  • 動画広告のAdThrive Videoが2,966ドル
  • フォトグラフィーコース販売が2,296ドル
  • 飲食系アフィリエイトのGourmet Adsが1,280
  • その他

内訳の変化をみると広告ネットワークがAdThriveに変わっていますが、インプレッション広告であることに変化はありません。またスポンサーのコンテンツが追加されています。これはリンジーの記事で取り扱って欲しい企業がスポンサー報酬を支払う契約です。リンジーのブログは企業が記事を掲載して欲しいというブランド力を持つようになっていました。

またディスプレイ広告だけでなく、動画を表示する広告も追加されています。

これらを合算すると95,197ドル、月収約1065万円になります。2012年の月収20ドルから開始したブログは、わずか約4年強で月収1000万円を突破したのでした。

リンジーから学べること

リンジーのブログには学ぶべきことが色々ありますが、コンテンツと収益化の方法を分けてニーズ別に考えていることがポイントです。リンジーが書きたいコンテンツは、レシピを探し、調理して綺麗に写真をとってアップすることです。これを多くの人にみて欲しいというのが、リンジーの当初からの希望でした。そしてこれが実現したことで、ブログには大勢の読者がいます。

収益化に関しては、リンジーはどうすれば人の役に立つかというニーズを検討した上で、自分なりに考えてブログを収益化してきました。

例えばリンジー自身がレシピを探す時には、ネットで無料で取得しています。料理ブログの読者が多くいる人であっても、よほどの有名シェフでもない限り有料でレシピは買いません。

しかしおいしい料理の写真を綺麗に撮ることにはニーズがあります。リンジーは学校の先生ですが、写真の撮り方を教える資格は無いと当初考えていました。そこで他の有料のEブックを買ってみました。すると内容は知っていることばかりで何も学ぶことはありません。これによって、自分の知識にニーズがあるのだと気がつくことができました。料理の作り方ではなく、料理の写真の撮り方を教えたから、リンジーは収益化できました。

また広告も一般的なクリック広告ではなく、表示回数に応じたインプレッション広告を選びました。綺麗な料理写真を見てレシピを見たいユーザーは、必ずしも何かの情報を探し、クリックしようとしているのではありません。その点、見てもらうことを目的としたインプレッション広告は、リンジーのブログと相性がよかったのです。

さらに、料理ブログを始めたいという人のニーズに注目し、料理ブログの始め方というアフィリエイトを始めたのもリンジーのセンスです。人気料理ブロガーだからこそ、料理の作り方を教えるのではなく、料理ブログの作り方を教える。この微妙な違いが、リンジーたちの成功の鍵です。

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まとめ

料理ブログでは収益を生みださないという専門家もいます。それでもリンジーたちはやってみることにしました。それは料理をみんなに見せたいという純粋な気持ちがあったからです。そして料理ブログで年収1億円以上リンジーが稼いでいるのだから、料理ブログで収益を生み出さないことはありません。

本当はどんなデーマでも、ブログを成功させることが可能です。どんなテーマでも、どんな状態からでも始められるのがブログのいいところです。

あなたもリンジーのように料理ブログを始めたくなったら、簡単に低コストで始める方法を紹介しています。参考にしてみてください。

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